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経ヶ峯伊達家墓所とその歴史

史跡「経ヶ峯伊達家墓所」には藩祖伊達政宗公霊屋瑞鳳殿をはじめ、瑞鳳殿資料館、二代忠宗公霊屋感仙殿、三代綱宗公霊屋善応殿、妙雲界廟、御子様御廟がおかれています。
瑞鳳殿は江戸時代初期における桃山様式の廟建設として、国宝に指定されていましたが残念なことに1945年戦災により他の霊屋二殿と共に焼失しました。

現在の瑞鳳殿、感仙殿、善応殿は1974年より1985年にかけて再建されたもので、いずれも焼失前の様式を復元しています。
瑞鳳殿資料館では、再建工事に先立って行われた墓室の発掘調査結果を展示解説しています。

経ヶ峯は、伊達家の霊域として長年禁断の地であったため、藩政時代そのままの自然環境が現在まで維持され、動植物の生態にも見るべきものがあります。
また境内には伊達家の石高をあらわしたと伝えられる62段の参道や、重臣が奉納した石灯籠、戊辰関係の碑等の遺構が保存され、市内屈指の史跡とされています。